ホラー
友人に勧められてみたホラー映画。 スナック片手に観れる程度のゴアで、ホラーというよりサイコスリラーのようなかんじ。 ちょっとくすんだ東欧系のカラーリングや、レトロなファッションと舞台美術、カメラワークなんかは大変かっこよかったのだが、一度見…
絶対に家に置いておきたくない本。 『残穢』を検索すると必ず出てくるのがこの言葉である。これは元を辿れば、本作が山本周五郎賞を受賞した際の審査員の言であるのだが、読んだものはその理由を十二分に理解できる。 そう、本書は本当に家に置いておきたく…
胸糞サスペンス復讐譚。 ミスミソウを宣伝する際わたしならこういうコピーをつけるだろう。この本は良心を横に置いてから読むことをお勧めする。グロ耐性のない方、心が大変清らかで優しい方も見ないほうがいいだろう。 おおまかなあらすじをいうと、薄幸の…
伊藤潤二作品との出会いは新宿のカプセルホテルの談話室の、やけにマニアックなタイトルが並ぶ本棚の一角で見つけた『富江』であった。その耽美な絵柄と不条理な内容は新宿の奇妙な一夜とともに心に刻まれた。刻まれはしたが、ディープなエログロナンセンス…
今回はティムバートン監督作品の『スリーピーホロウ』を紹介する。 主役はもちろんジョニーデップ。個人的にはティムバートン作品の中で「ビッグフィッシュ」「シザーハンズ」と共に最も好きな作品である。本作はアメリカ・ニューヨーク州に伝わる首なし騎士…